REVIEW

deer deathとNextimeコラボの2作目が早くもリリース。前作から7ヶ月しか経っていないに恐ろしいスピードです。

前作Next Deathのレビューで“素人耳では役割分担を解読できない”なんて書いてしまいましたが、両者の作品を聴き込んで経験値を積んだ今となってはハッキリと分かります……それはギターです！

deer death単体の作品と違って歪みが抑えめなことと、Deftonesの影響が強いグルーヴィなリフが多いことからNextimeがギターを担っているとにらみました。その影響かシューゲイズ度が薄めの仕上がりとなっていますが、哀愁たっぷりのメロディは健在なのでdeer deathのファンであればいつも通り楽しめるかと思います。

お気に入りは#6"Fault"。まるでSentencedが中期Katatoniaの曲をやっているみたいで個人的にめちゃ興奮しました。哀愁ダダ漏れな曲調なのにサビで「Yeah〜！」とか歌っちゃうあたりもそれっぽい(笑)