
Vestige
Janis
Vestige
Janis
- release date /2024-09-06
- country /France
- gerne /metalcore, post-hardcore, shoegaze, blackgaze
フランスのモダンメタル╱シューゲイズ・バンドVestigeのデビューアルバム。
シンフォニックデスメタルバンドNarakaのメンバーであるThéodore Rondeau(Vo/Gt)、Pierre-André Krauzer(Ba)、Quentin Regnault(Dr)に新たにギタリストThomas Petitが加わり現在のラインナップとなりました。
ドロドロしたデスメタルだったNarakaから一転、本作ではメタルコア風にゴリゴリと刻むギターリフをベースに、煌めくアルペジオやアトモスフェリックなトレモロリフを巧みに加え、ポストハードコアやシューゲイズに接近したサウンドを開拓。Narakaではデス声がメインだったThéodore Rondeauは儚げなクリーンボーカルとスクリームを巧みに使い分け、楽曲にドラマティックな味わいを生み出しています。メタルとシューゲイズのクロスオーバーは、ブラックメタルやドゥームメタルの文脈で試みられることが多かっただけにVestigeのアプローチはなかなか新鮮でした。
#5“Automne Part.1”から#6“Automne Part.2 feat Neige (Alcest)”の流れは本作のハイライト。どちらもAlcestの3rdに通じる激しさと繊細さを兼ね備えた名曲かつThéodoreとNeigeの美しいボーカルを聴き比べることができる贅沢仕様。意図的にアコギを多用してAlcestに曲調を寄せているあたりにもNeige氏への深いリスペクトを感じさせますね。
シューゲイズとメタル両方のファンに刺さる魅力を備えた意欲作。まあ私に言わせれば靴を見るために頭を下げる動作はヘドバンみたいなものだし、シューゲイザーとメタラーはある意味で同族と思っていますが(笑)