
Life on Venus
Negatives
Life on Venus
Negatives
- release date /2024-12-16
- country /Russia
- gerne /dream-pop, grunge, nu-gaze, post-rock, shoegaze
ロシア発シューゲイズ・バンドの2ndEP。2015年にモスクワにて結成。当初は4人編成でしたが、デビューアルバムのレコーディング時には5人となり、3rdアルバム“Homewards”からDmitry Kostryukov(Vo/Ba), Oleg Kopytin(Gt), Gulnara Tukshaitova(Dr)のトリオとなったようです。
彼らを初めて知ったのは1stEPのDeparture。#1“What Lies Beneath”の胸を抉るような慟哭のメロディと激しいノイズを伴う重轟音に一瞬で虜になったのをよく覚えています。この曲は2ndアルバムで再録されましたが、EP版の粗い音質の方が刺すような哀しみが伝わってきてお気に入り。まあ思い出補正もあると思うけど(笑)
さて本作でも彼らの醍醐味であるメランコリックな感性は健在。彼らが敬愛するSlowdiveを彷彿とさせる儚げなアルペジオが降り注ぐ中を、Dmitryの繊細な歌声が哀しげに木霊し、「夜」や「冬」を連想させるサウンドスケープを生み出しています。例えるなら真夜中の雪原で迷子になったThe Daysleepers、あるいはシューゲイズ化したThe CureのDisintegrationのようでもありながら、近年のニューゲイズ系に通じるヘヴィネスもあわせ持つ隙の無さには脱帽するばかり。ダーク・シューゲイズの理想形の1つがここにあります。
WhirrやLast Leaf Down、Holy Fawnなどが好きな方は必ずチェックよろです。あとはロシアの情勢が落ち着いて来日してくれるのを願うばかりですね。