
yuronono
Samsara
yuronono
Samsara
- release date /2024-04-29
- country /US
- gerne /alternative-rock, grunge, post-punk, shoegaze, synthwave
USで活動するアーティスト『yuronono』の2nd EP。TikTokのプロフィールに掲載された「drawing + genre-variety artist」と、カバーアートは本人が描いたという情報以外はほとんど不明ですが、インタビューによると現在は25/7 Recordsと契約を結んでいるようです。
音楽性は、グランジ〜ニューメタルの流れを汲んだいわゆるニューゲイズ系ですが、代表的なアーティストであるWispやNovulentと比べると、よりダークなのが特徴です。ボーカルはウィスパーボイスと湿度の高いアンニュイな低音を使い分けており、妖艶で不吉なムードが随所に漂います。サンスクリット語で「輪廻」を意味する『Samsara』というタイトルや、生気のない虚ろな表情を描いたカバーアートから、本作は「終わりなき絶望のサイクル」を表現しているのかもしれません。
イチオシはメタルコア/オルタナティブロック系のシンガーRevengeinKyotoをゲストに迎えた#4“no surprises”。ヘヴィなギターをバックにスクリームとクリーンボーカルが交錯して生まれる醜美のコントラストがお見事。
#5“villainess”では、一転して軽快なビートのポストパンク/ダークウェイヴ風の楽曲を披露。低音ボイスがハマっていて超クール。ラストの#6“remnant”は、悪夢に囚われたChvrchesのようなダークなシンセウェイヴ。ヘヴィなだけでなく、ゴスの要素を取り入れている点は、ShedfromthebodyやGraywaveを彷彿とさせますね。
なお、yurononoは本作の後も継続してシングルをリリースしているので、気に入った方はぜひチェックしてみてください。弊サイトでレビューしたgreediやdeer deathとのコラボ曲もありますよ!