
Painded Vein
Dripping Only Black
Painded Vein
Dripping Only Black
- release date /2024-11-15
- country /US
- gerne /alternative-rock, dream-pop, gothic, indie-rock, newwave, post-punk, shoegaze
シアトルを拠点に活動するマルチミュージシャンAndrea Fox Volpatoによるソロプロジェクトのデビューアルバム。
Andrea Fox Volpatoは、イタリアのバンドNew Candysのリードギタリスト兼バックボーカリストを務めていたほか、ゴシック/シューゲイズ・アーティストMØAAの共同プロデュース、ミックス、レコーディングも手掛けるなど、豊富な経験を持つミュージシャン。本作ではカバー曲を除き、Andrea自身が作曲、演奏、制作、録音を全て手がけており、10年間にわたるキャリアの集大成といえる作品となっています。
MØAAで見せた退廃的なサウンドは本作でも健在で、脈動するベースラインと仄暗い響きのギターにAndreaのマイルドな歌声が深い哀愁を添えています。ドリームポップやシューゲイズだけでなく、ニューウェイヴやゴシックロックが好きなリスナーにも刺さること請け合いです。
イチオシは#1“Lay down”。甘い夢を浮かべながら虚しさに沈んでいくようなメランコリックなナンバー。
#2“Where Is My Soul?”はロマンティックなメロディをまといながらアップテンポにドライブするロックナンバー。HIMやTo/Die/Forといったフィンランド勢に通じる味わいもあり。
#3“Something In The Way”はNirvanaのカバー。より夜想的で美しいアレンジとなっているので、ぜひ原曲と聴き比べてみてください。
#7“Kick That Desire”ではMØAAのJancy Buffingtonが幽玄な歌声を披露。アウトロではAndreaの呪文のようなポエトリーリーディングが木霊し、暗い森の奥へと誘われるような感覚が味わえます。
なお、Painded Veinは本作のリリース後にイタリアを巡るツアーも行ったそうです。いつかMØAAと一緒に来日してほしいですね!